ひさーーーーしぶりのヘタリア小説♪
「ヘタリアのみんなとおしゃべり!」イギリス編~その1~
ものすごい久しぶりですが、このブログで書いていたものの続きをしたいと思います!
今回はイギリス編です(*´∀`*)
イギリスぅうううううううう!! ほんとカッコイイよぉお(*´ω`*)
それはさておき、早速始めたいと思います☆
設定:学園もの(帰り道)
卒業した先輩 イギリス
**・・・あなたの名前を入れてください
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**「うー。さむいよぉ~。」
冬って何でこんなにも寒いのだろう。ほんと嫌になる。
(嫌な理由は寒いだけじゃないけどね・・・。)
「はぁ・・・。」
思わずため息がこぼれ、目の前に広がる。
広がったのもつかの間、あっという間に消えてしまう。
自分の悩みがこんなふうに消えてしまえばいいのにと冷え切った手をこすり合わせる。
(受験・・・。)
ずっと、ずっと、憧れを抱いたあの時から行きたかった高校。
毎朝登る坂を私とは反対に歩いていく「緑のブレザー」。
寂しい朝の並木道にそれは鮮やかさを与えていた。
見るたびに勉強を頑張ろうと思わせてくれた。
(いつからだっけ・・・。そう思えなくなったのは。 あぁ、あの日だ・・・。)
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先生「言いにくいが、ここにこだわる必要はないと思うぞ?」
**「え?」
先生「お前は努力家だし、真面目だし、生徒会もずっとやってるから、内申に一切問題がない。
他のところでも活躍できるさ。」
**「それは・・・。」
先生「今から変える人も珍しくない。大丈夫だよ。」
**「どういうこと・・・です・・か?」
先生「心配することない。でも、どこがいいかな? 家の近くだったら・・・西高とか丘野高か?」
**「・・・。」
先生「違うところの方がいいか? それじゃあ・・・、河浪高に「「やめてください!!
**「はっきり・・・はっきり言えばいいじゃないですか!? お前は馬鹿だから行けないって!お前には
無理なんだよって!!」
先生「違う・・・。そうじゃなくて、この高校じゃなくてもいいんじゃないかと提案しただけだ。」
**「そういう見え見えの嘘言われて・・・。み、緑、緑浜は・・・行け・・ない・・・って・・・。」
駆け出していた。階段を下りて、校門を抜けてからはあまり覚えていない。
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(あの時だ・・・。景色が変わったのは。)
輝いて見えた鮮やかな色がくすんで見えるようになった。
先生に謝ると、しょうがないよ、敏感な時期だから。と言ってくれたのはありがたかったけれど
もう見えない色を思い起こすと、悲しさで埋まってしまう。
**「イギリス先輩・・・。約束守れません・・・。」
脇をあのブレザーが通り過ぎる。
(紅茶の香りがする・・・。ふふ、イギリス先輩と同じだな・・・。)
キイッ))
紅茶の香りを運んできた自転車が止まる。
とくっ とくっ とくっとくっとく 一定のテンポを刻んでいた心臓が何かを告げはじめた。
くすんで見えるはずの色が微かにきらめいて見えたのは気のせいかも知れない。
金色の髪が振り返った。
See you next time …?
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イギリス編 ~その2~に続くかもです。
何だかシリアスぽくなってしまいました。
こういうのも好きなんです☆
「このキャラの話を!!」「こういう設定で!」 というのも絶賛受付中(☆∀☆)
その他、気軽に話しかけてやってください♪
それでは、また( ・ω・)ノ